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J2014年9月28日 原料生産の最新トピックスはFBページ麦雑穀ファームに移動
J2014年9月22日 雑穀3種とエノコロクサを脱穀
この数日、さわやかな秋晴れが続いた。先週の15日、刈取ってハザ掛けしておいたアワ、キビ、シコクビエが乾燥したので、今日は脱穀日和になった。
写真は先頭から・キビを一輪車に降ろして脱穀機に運搬。・脱穀機の排出口から出てくるキビ。・アワ。・シコクビエ。
私は、雑穀を脱穀する際は送風ベルトを外す。したがって、脱穀機の爪にあたって剥がれたすべてのゴミも、穀粒と一緒に、この排出口から出てくる。選別は、後日、唐箕でやる。こうすると、一緒に収獲したエノコロクサの穀粒が選別できて、獲得できる。
J2014年9月20日 今朝もきたイノシシ
やはり、今朝もきた、若いイノシシ。写真左が大豆(青山在来)とオクラを昆植した畝。オクラの株間を掘った。右がウリ類とトウモロコシを混植した跡の畝。畝の中央を耕した。このほか、発芽したばかりのダイコン畝やレタス類などの畝、昨日荒らした畝もほじくりかえした。早急に電気柵の設置をせねばと思っている。
それにしても、あのイノシシは、私の農場だけを荒らしている。この隣には有機農法の畑が数枚、すぐ先には数年前に自然農法をはじめた一組の若物の畑が数枚あるものの、それらのいずれの畑にも侵入してない。それらの畑はまだミミズの臭いがこの私の畑ほどでもないのか。
J2014年9月19日 元気なイノシシ
今朝、犬ほどの大きさの、ウリ模様が消えて間もない、若いイノシシが第二農場を荒らした。畝に沿って、ていねいに掘ったのだから、むしろ耕したというべきか。
写真左はネギ畝。ワラを掘り出した。右はトウモロコシ跡の畝。これらの畝には長年にわたり麦芽粕を還元してきたし、今年はユズの搾り粕も還元できたから、有機物が豊富。両畝ともにこれまで以上にミミズがたくさん住むようになった。モグラも増えて、イノシシばかりかアナグマやアライグマにも格好の餌場になった。
これまでは沢沿いや町道脇など、あっちこちの腐葉土だまりを鼻でかっぱき、小動物を漁っていた。農場のミミズは肥えているはず。彼らは、おいしいものの味をしめると、また幾度も来る。
片付けて農具小屋にしまった電気柵を引っ張り出して、また設置するか。これからは草の生長がゆるやかだから柵の管理が楽。
J2014年9月18日 スペルト小麦を脱穀
6月24日刈取ってハザ掛けしておいたスペルト小麦を脱穀した。
かさはたったの二束。手もみでもたいした手間でもないが、例の籾ピカを活用した。写真左のように、籾ピカはゴミ除去も同時にこなす。ただし、だっぷ(モミガラ外し)まではやらない。
写真右は比較のために、左側に10粒ほど大麦の穀粒を示した。右側の大きなモミガラをつけたままの独特の実(小穂)がスペルト小麦。上部にモミガラを割った小穂を示した。じつは、この小穂には2粒の穀粒が入っている。これが「二粒系」小麦なのか。とすると、これは「普通系」のスペルト小麦でなく、エンマー小麦やデュラム小麦の仲間になる・・・まあいいか「古代麦」には違いない。
J2014年9月15日 アワ、キビ、シコクビエを刈取ってハザ掛け
雑穀3種を刈取ってハザ掛けした。先週末はさわやかな秋晴れだったが、今日は曇天。ほほに雨粒を感じるときもあるものの支障をきたすほどでもない。まだ9月なかば、曇天とはいえ薄雲から陽が射すと蒸し暑い。
写真は先頭から・キビをバインダーで刈取って結束。・アワを刈取って結束中。・キビをハザ掛け。下段先頭から・右にアワ。・シコクビエをハザ掛け。・一輪車に積んだシコクビエの茎
昨年の春、知人から頂いたバインダーがすこぶる快調。雑草にまみれたアワ、雑草に絡みつかれたキビ、カナムグラに絡みつかれたシコクビエ。それらをみごとにカットして、みごとに束ねてくれる。アワ畝とキビ畝では、大方の雑草の草姿がアワ、キビに似たエノコロクサとメヒシバ。束ねた草量比は雑穀と雑草が半々。ただし、シコクビエは株の近傍に発芽した雑草の生育を抑えるほど旺盛に繁るため、束に占める雑草比が少ない。
ところで、穂の状態はどうか。アワとキビは穂がしっかりしており穀粒が充実している。しかしシコクビエは充実した穂が少なく、空穂もしくは緑色。だが、緑色の穂はこのハザ掛けによって充実するとの期待がある。最後の写真のように、シコクビエの茎はみずみずしく生命力に溢れている。
J2014年9月11日 多雨と低温−シコクビエとミニトマト−
8月22日ころから晴れる日が少なく、低温がちで雨また雨。田畑は乾く間がない。そんななかシコクビエの穂と草の中で熟すミニトマトの話題。
はじめて作付けたシコクビエ。これまでは順調に生育した。しかしここにきて、実が入らず、茶色に枯れてきた穂が目立つ。8月、第二週から三週にかけても雨が多かった。そのころが開花期。雨日和の天候が受粉に影響したのか。ただし草勢はすばらしいし、およそ3割ほどの穂に実が入っている。少なくとも来年のタネの分ばかりか緑肥分も余裕で確保できそうである。
一方のミニトマト。トマトは湿気を嫌う、といわれている。草を除去する慣行の栽培法では、熟したトマトがいまのような長雨にあえば、ひび割れて腐ってしまう。ところがこのような雑草に埋もれて育つトマトは大丈夫。房の一部が熟してもそのまま放置しておき、房全体が真っ赤に熟してから房ごと収獲する。こういうトマトは皮が薄く、ぷりぷりして美味い。なぜ草に埋もれて育って熟すトマトがこのような特長をもつのか。それは自然に育つから。理屈はわからなくていい。ただし、周囲の雑草を刈ったり抜いたりすると、朝露にあたっただけでも、すぐにひび割れてしまう。
J2014年9月6日 雑穀畑の刈払い−生草収量は推定3トン−
雑穀畑の雑草やヒマワリの背丈がのびてきたのでこの数日をかけて刈払いを実施した。
先頭と2枚目の写真はすでに畝間の刈払いを実施すみ。先頭の写真は左側がシコクビエ畝、右側がアワ畝。2枚目の写真は左側がキビ畝、右側がシコクビエ畝。
残り2枚は、雑草のなかにヒマワリやアマランサスが育つ雑穀畑。これらはこれから刈払いをおこない、きれいにする。生草収量は推定3トンほどか。
昨年は9月10日に刈払いを実施した。昨年同様、今年もメヒシバを中心に夏草の茎葉が繁茂して、すでに倒伏しているところがある。倒伏範囲は日に日に広がる。ヒマワリの頭花も下を向き始めたのがある。いかなる草木も倒伏しては始末が悪い。この夏草にしてもヒマワリにしても、刈払い作業がきつくなる。
ところで、『農家が教える昆植・昆作・輪作の知恵』農文協に、「夏の雑草を生かして土を養生」水口文夫著という論説文がある。そのなかに古老からの言い伝えとして「夏の畑耕しや裸地は貧となる」という名言がある。裸状態の畑は有機物が消耗されるばかりでなく表土の飛散や流出も懸念される。水口さんはその対策に緑肥を蒔くのでなく草とりをしないで雑草づくりをやってみた。結果は「雑草緑肥畑は排水もいい・・・」とある。
わが雑穀畑も年々、腐食が増えて土壌の物理性がよくなり、水もちよく、水はけもよくなってきている。近年は春、麦の畝間に野菜類を作付けるようになり、その出来が年々よくなってきている。
J2014年8月24日 エノコロ草の穂を収獲
空き地や道路脇などあっちこちに育つエノコロ草。農場に育つエノコロ草は一部が成熟して、近づくと穂からタネが脱粒する。とくに雑穀畑のアワ畝とその周辺のエノコロ草のなかには大きく立派な穂が目立つ。さっそく成熟した穂だけを選んで、タネが脱粒しないよう、ていねいに一本ずつ穂をちぎって収獲した。
写真は先頭から・アワ畝のなかで育ったエノコロ草の穂。・アワ畝とシコクビエ畝の畝間に育つエノコロ草。・大豆の畝間に育つエノコロ草。こちらは穂が細長い品種。
なぜ、アワ畝とその周辺に大きく立派なエノコロ草の穂が目立つのか。例年、アワ畝のなかにエノコロ草が存在する。アワと交雑したというだけでは説明できない。今年に限ってアワも大きな穂をつけたのだ。アワについては移植栽培の効果だけなのか。互いに成長を促しているのか。それらと天候がうまく作用したのか。など、ほかに思いもよらない要因があるかもしれない。
ここに試行錯誤するおもしろさがある。
J2014年8月11日 シコクビエが出穂、アワとキビが穂揃、夏の緑肥
ゆったり北上した台風11号。停滞した前線を刺激して、進路から外れた地域にも記録的な降雨と被害をもたらせた。当方では庭の片隅に退避させた乾燥棚が風にあおられて横転、アマランサスの穂が水に浸ったくらいのもので、大方の作物にはありがたい恵の雨になった。ここ小川町周辺では梅雨明け以降、猛暑日が続き、にわか雨があっても即蒸発してしまっていた。
日照りに強い雑穀だがやはり天水はありがたい。雨後の生長が明確にわかる。写真左端から・シコクビエの畝。・シコクビエの出穂。・穂揃期のアワ畝。下段の左端から・穂揃期のキビ畝。・緑肥を目的にゴマとヒマワリのタネをばらまいた畝。・大豆畝と頂穂を収獲したアマランサス。
ところで、ゴマとヒマワリの昆作畝。密生していながらも、ゴマは開花をはじめた。ヒマワリは蕾がみえはじめた。夏の緑肥として作付けたこれらの畝は刈払いの適期。しかし、これらのすべてを緑肥とせず、まばらに残して、実も採る方法もあるか。花をもってからの間引き作業。手がかかるが試行してみよう。
なお、ゴマとヒマワリを昆作した場合、
3日の写真では両者の勢いに大差がないものの、ここにきてヒマワリに軍配があがった。このまま放置すればその差がより顕著になるだろう。ただし、緑肥に期待するのは見た目の勢いがどうかだけではない。腐食になった際の質やその生産量の比がどうであるか、さらには土壌の物理性改善や化学性改善にどれほど寄与するかだ。これについては今後の楽しみなタスクとして残ることになるのだが。そういう考えかたを導入するとなると、どうしても狭い範囲にしか適用できなくなるのがあたりまえ。まあ、いわずもがな、わが農場に限った事例ということではある。
J2014年8月3日 アワとキビが出穂
連日猛暑のなか、アワとキビが出穂した。
写真左端から・アワ畝。・穂をズームアップ。・キビ畝。・その穂をズームアップ。
下段・まだ出穂の気配がないシコクビエ。・草管理をおこないライ麦莢のマルチをおこなった大豆畝。・脱粒をはじめた自然発芽のアマランサス。・緑肥を目的にゴマとヒマワリのタネをばらまいた畝。
アワとキビ。今季は移植栽培なので例年よりも一ヶ月早く蒔いた。その後の気候が雑穀の生育に適して、出穂期がそのままシフト。昨年よりも一ヶ月早く出穂したのだ。
こぼれダネのアマランサスは小ぶりな生育ながら成熟が早い。いまごろ収獲すれば虫の糞が混ざらないかも知れない。数えるほどの穂数ではあっても、脱穀が楽しみ。
この雑穀畑(不動橋北)にはこれらの穀類が順調に育つ。とはいえここに示した畝を除く大部分が右端の写真のようにゴマとヒマワリが密生して間延びしている。そうでないところは夏草のなかに、ヒマワリと蔓性のズッキーニがひ弱に育っている。他方、大豆畝の近傍にこぼれて、まばらに発芽したゴマとヒマワリはがっしりとたくましい株に育っている。
がっしり育った株とひ弱に育った株との違いは。地力にかかわる作用を除外して。疎と密ばかりでなく、草管理をやったかやらないか、大豆の近傍かそうでないか。
J2014年7月29日 スイカやトマトなど夏野菜が収穫期
夏野菜が収穫期。梅雨明け後の日照りをうけて、地下水位の高いところには生育がおもわしくない瓜類が一部あるものの、大方の夏野菜が収獲の最盛期をむかえている。
写真は先頭から・大玉スイカ縞紅。5〜6kになるというがそれは有肥栽培でのこと。ここでは育ってもせいぜい3k。いま収獲した2個はそれぞれ根元に着果したので放任栽培した。それでも各株には1個しか着果しなかった。着果した1個が育ち始めると急速に蔓の勢いが鈍ってしまったのだ。いま収獲した2個は庭の貯蔵庫に収納して冷やしておく。
・早朝に収獲して台所に運んだ果采類。初どりのトロンボンチーノ、カボチャ、トウモロコシ、キュウリ、マクワ、トマト。
・ツルムラサキとロケット。両者ともにこぼれダネが発芽した。ツルムラサキは去年の初冬にこぼれた。ロケットは今年の初夏にこぼれたタネ。ツルムラサキはこの季節が旬、収穫中。周囲に育っているロケットはアブラナ科の葉物。やわらかい葉物野菜が、こんな季節なのに虫に食われずに大きくなった。自然栽培の野菜というより、真の野菜(のな)、2種。
・三峰インゲン。私は「大滝インゲン」と呼ぶ。9月以降収獲する晩生インゲン。実が大きく育ってからでも莢が軟らかくて美味い。7月7日播種、いま蔓が1m近くに伸びた。これからの炎天の季節に生長するわけだから十二分のマルチングをおこなう。先日、麦ワラマルチのうえにサツキの剪定葉茎をかけた。後日、さらに、そのうえに麦芽粕もふりまいた。大滝インゲンは美味い。去年は9月中ごろ、収獲直前、直撃台風で倒壊。支柱を立てなおしたものの再生する余力がなかった。今年は台風の影響が及びにくい山際の畑に作付けた。
J2014年7月27日 小麦を選別
昨日と今日、町なかでは七夕祭り。このところ連日猛暑だが、先ほど激しい雷雨が通り過ぎた。祭りは一服後、いまごろは賑わいをとりもどしたことだろう。そんななか、こちらでは少し涼しくなったので、気になっていた小麦の選別をおこなった。小麦は先月の半ばに収獲してガレージの屋根裏で乾燥させていた。
写真は先頭から・選別前の小麦、・いつもの籾ピカで選別、・籾ピカから排出された小麦。
いつものように脱穀後の穀類には穂先や茎莢などのいわゆるゴミが混じる。ことに小麦にあっては、ヤグルマギクを選り分けて脱穀したにもかかわらず、ヤグルマギクの花ガラがたくさん混ざる。籾ピカは大きなゴミを多量に受け入れて選別するだけの能力がないので、あらかじめそれらを手作業で適当につまみ出しておく。
J2014年7月13日 雑穀3種の生育状況
アワ、キビ、シコクビエ。雑穀3種の苗を定植してそろそろ一ヶ月になる。移植後、雨が多い。この雨は苗を活着させてなお生育に不都合を及ぼすこともないようである。3種ともに、順調に生育している。写真は左端から ・アワ ・キビ ・シコクビエ。
ここまでの分げつ能力はシコクビエが突出、ついでキビが多く、アワはほとんど分げつしない。まあ、期待したとおりではあるにしても、シコクビエの生命力は見事、みごたえある。
アワやキビの直播栽培を長年続けてきて、いまごろからアワやキビが雑草に埋もれるようになったことから、移植栽培を試みている。草を掻いて苗を植えただけに、この大きさに育っているアワやキビが、かなり離れた場所から眺めても、雑草と区別できている。移植栽培の効果は明らか。それでも念のため、半分ほどの畝間の草掻きをやっておこう。
J2014年7月8日 第二農場にも電気柵を設置
今日、集落内にある第二農場「橋南」にも電気柵を設置した。柵線は全面ではなく、トウモロコシと瓜類が育つ一部の畝。電源は自動車のセルモーターを回せなくなった古い電池。電気柵は、およそ1秒ごとにミリ秒という寸刻の高電圧パルスを出してケモノをビックリさせる仕組み。平均すればわずかなエネルギーでしかないから、まあほとんど電池を消耗しない。
一週間余り前、最奥の第三農場「兔平」に設置した電気柵が効果を発揮している。それまでは連日、荒らされていた。設置当日、下からくぐって潜入されたが、入路周辺の柵線を補強して以来、一度もケモノが侵入していない。
電気柵は設置が簡単。導入コストも低い。第三農場では高圧発生器だけを購入して、それ以外の部材は物置にころがっていた廃材をみつくろって施工したが、この第二農場にはポールや電線などを含んだセットを入手した。設置前に柵周辺の雑草対策と6ヶ所の排水溝対策をおこなった。それでも、一日で施工を完了した。直径1センチほどの絶縁ポールにセットするワンタッチクリップが上下移動自在なので施工、維持管理がたいへん楽。ただし、電気柵の「威力」はわずかなエネルギーの高圧パルスに頼るだけに設置後、漏電対策=棚周辺の草管理をしっかりやらねばならない。
J2014年7月7日 単行本2冊と雑誌に掲載
単行本 『地ビールを極める本』ぴあ 2014年6月30日、『乾杯!クラフトビール』メディア・パル 2014年6月25日
雑誌『ビール王国』ワイン王国 2014年6月20日
J2014年7月6日 ウリ類着果
今年できるウリ類はスイカ2品種、マクワウリ、カボチャ、ズッキーニ3品種、キュウリ。
ズッキーニとキュウリは収穫期。ほかもそれぞれ着果をはじめた。今年はスイカとマクワウリの一部をWebや教本のマニュアルを参考にして、プロ農家並みに摘果、摘枝といった世話をしてみようと思っている。これまでのものよりも大きく立派なスイカとマクワができるのではないか。ほかはこれまで通り放任でいく。
・写真先頭から、スイカ。大玉種の縞王。片手鍋くらいの大きさのものがすでに3個。じつはそれらは根の近傍に着果して、マニュアルでは摘果対象。ところが、除去するにはもったいない大きさに育ってしまった。そこで、これらの3株だけは放任、ほかの株を管理対象にすることにした。なお、もう一種はクリムソンスイート。これも大玉種。たいへん草勢が強い。雨が続いていることもあってか、ツルが2mを超えるいまでも着果しない。
・マクワウリ。大方、根の近傍に着果した実が大きく育っている。これもマニュアルでは摘果対象なのだが、除去のタイミングを失った。これらの株も放任栽培として、残りの株だけを管理対象にする。
・カボチャ。中型、粉質。放任栽培でよくできる。・ズッキーニ。これはツルなし種。・カンコクズッキーニ。ツル性。ほかに去年から栽培を始めたツル性のトロボーンチーノがあるが、まだ着果してない。両者ともに、大きな実がたくさん生るばかりか、各節からでる不定根の勢いが強く、旺盛に繁茂して多量の有機物を生産する。今季、第三農場に緑肥目的で植えてみた。
・キュウリ。霜知らず地這という品種。地這いさせて、地面に接した部分が黄色いキュウリは皮が薄く、ポリポリした食感で、とても、うまい。
・ついでに獣害にあったトウモロコシ。瓜類の畝に隣接している。楽しみな楽しみな瓜類がこのトウモロコシのようなめに遭うと悲しいので、最奥の農場で効果を発揮している電気柵の設置を決めた。
J2014年6月28日 電柵を設置
雨のなか、ケモノ対策に電柵を設置した。写真は左端から・アナグマがミミズを漁り、キュウリの根をもちあげた跡。・高圧発生器。7千ボルトほどの高圧パルスをほぼ1秒ごとに発生する。・「きけん」表示。・ペットボトルのフタの部分を利用してつくったガイシ。
設置当日は柵線が2段だった。地面から15cm、その上に20cmほどの間隔。その当日、アナグマが下からくぐって潜入。畑を手加減して荒らしたた形跡があった。どうやら、きまった巡回コースがあるようだから、さっそく入路と思われる周辺の柵線の間隔を狭くして1段増やした。
最奥の農場「兔平」。ここの農場より上流に耕作地がなく、もちろん民家もない。拙宅はその農場から100mほど。それでも、この農場には、これまでケモノの被害がなかったのだが。この周辺でケモノの種類とその頭数が急速に増加してきているのは確か。この農場周辺や拙宅のまわりにも、さまざまなケモノが出没するようになった。ここにはキュウリ、インゲン、トウモロコシ、ナス、トマト、ピーマン、マクワ、ニガウリといった果采類やイモ類の野菜など、それにブルーベリー、ミカン、ナシ、キューイ、フェージョア、アンズなど数種類の果物ができる。このたびの電柵は野菜類に焦点を合わせているとはいえ、ケモノには心理的に農場全般にいくぶんでも効果があるものと期待する。
ところで、この高圧発生器。管理機に載っていた壊れたエンジンのコイルで自作するつもりでいたものの手抜きしてネット通販で入手した。午後発注して翌日の午前中に配達された。パイプハウスの小さな金具1個が翌日届いた際のように、スピードの時代を実感した。たしかに便利だが、このスピードに費やすエネルギーに思いをめぐらすと、やはりうしろめたい。
J2014年6月26日 ライ麦を選別
およそ2週間前に収獲して天日乾燥していたライ麦を選別した。「天日乾燥」の期間中は雨模様の日が多かった。今日も朝方、小雨が降っていた。しかしさすがに夏至直後の季節。晴れ間はのぞかなくとも雲が薄くなれば、太陽熱をじりじり感じる。
写真は左端から・天日乾燥中。・籾ピカで選別。・選別完了のライ麦穀粒。
脱穀後、穀粒の天日乾燥をおこなったわけだが、ライ麦に比べて一週間ほど早稲の小麦(農林61号)にあわせて刈取って当日脱穀をおこなったこともあって、外れにくいモミガラがある。籾ピカからの排出速度を落として、ゆっくりノギ取り(ここではモミガラ外し)を実施した。それでも外せずに残ったモミガラは手作業で摘みだした。
背の高いライ麦は登熟期に長雨に遭うと必ず倒伏する。今季のように梅雨前期にあっても雨が多いときは倒伏の程度が軽いうちに、多少早いと思っても私は刈取ってしまう。青い穂が目立つ場合はハサ掛けして追熟乾燥する。十分ハサ掛けすれば脱穀作業が楽になるし、穀粒の天日乾燥が省略できる。
J2014年6月24 スペルト小麦を刈取りハザ掛け
スペルト小麦を刈取ってハウス内にハザ掛けした。写真は左端から・倒伏した穂茎。茎が細いだけに風雨に弱い。・刈取り。・ハウス内にハザ掛け。このように変色してきた穂もある。
まだ成熟してない。しかし梅雨まっさかり。青いが、これ以上雨にあてたくない。ハウス内にハザ掛けしておけば追熟する。
この茎の細いスペルト小麦。雨季の前、倒伏前に刈取りをしたい。早蒔きすれば多少、登熟期が早まるはず。来季は10月下旬の早蒔きに挑戦しよう。
J2014年6月17日〜18日 雑穀3種の苗を移植
アワ、キビ、シコクビエ、雑穀3種の苗をとって麦跡に定植した。
5月14日、草をかき、平床の苗床を用意して、その日のうちに種をおろした。種をおろしから一ヶ月あまり経ち、幼い苗が不揃いながら、ほどよい大きさに育ったのだった。
写真左端から
・アワの苗とり。・キビの苗とり。・シコクビエの苗とり。・定植作業。
苗とり、定植作業。ともに長時間、同じ姿勢になる。あらためて、こんなにたいへんな作業だったのか。ともかく、今季は移植栽培を試行する。3種の苗を全部で7列定植。7月になったら直播もやっておこう。
ところで、苗床への種おろしの時期。これまでおこなってきた直播よりも一ヶ月半も早い。それは、麦を収獲したら直後に雑穀の苗を移植しよう、というもくろみだった。今季は気候が作業内容にうまく一致した。ここぞというときに晴れて乾燥、ここぞというときに雨が降った。幸先いい。このあとの推移が楽しみだ。
J2014年6月14日〜15日 直轄農場の小麦とライ麦を収獲
一週間余り雨天が続いていたが、昨日から晴れ間が覗き、今日にいたっては思いのほかさわやかな日和になった。おかげで麦類の穂が乾燥したので成熟した小麦とライ麦を収獲した。
写真左端から
・小麦畝とライ麦畝。小麦は13列、ライ麦は25列つくった。大方が写真のような90cmの畝間。3月中旬、草掻きを実施したのだが、雑草や脱粒したアマランサスが育っている。
・バインダーでライ麦を収穫中の二代目夫婦。長い莢のライ麦束はバインダーが素直にはじき出さない。結束した束が半分に折れたり金具に引っかかったりしてしまうのだ。このため、ひとり作業では、一束ごとに走行を停止して、滞った束をバインダーから引き出す。補助者がいれば連続運転ができる。
・小麦穂先を脱穀機にいれる。背丈が小麦ほどのヤグルマギクはまだ青々としている。このまま脱穀すると多湿の花ガラが穀粒に混ざり具合がわるい。ヤグルマギクはていねいに脇に除けて脱穀する。
・ライ麦の脱穀。たいへんシンプルな脱穀機なので汎用。小粒の雑穀の際は送風ベルトを外す。
J2014年6月5日 ケモノ臭をこらえて落葉でマルチ
果采類の株間と畝間を落葉でマルチングした。写真は左端が裏山に積もっている落葉。ほかの2枚はこのマルチングをおこなった第三農場。
落葉は裏山に無尽にあるし、町道の両脇にもたくさん積もっている。落葉の入手は容易。それも下層部は分解されて凝縮した良質の有機物。だがその代わり、この季節になると、強烈なケモノ臭のなか、マムシとスズメバチの出現にも注意しつつの作業になる。
ところで、強烈なケモノ臭。
ここでみかけるケモノはイノシシ、タヌキ、アライグマ、アナグマ、シカ。年々多様になり、頭数も増えている。裏山には等高線に沿ってたくさんケモノ道があり、ところどころにため糞がある。湿気のあるところはヌタ場にもなる。ことに、落葉溜まりは豊沃な場。キノコや小動物など生き物が豊富だから、かれらが餌を漁る。当方にとってもそういう場が最高。よい有機物が楽に確保できて、ありがたい。しかし臭い。この作業をすると数日間ケモノ臭が鼻から消えない。
J2014年5月26日 麦の生育状況
ビーチャレ麦収穫祭が6月8日(日)に決定した。詳細は
はじめる自給!種まき大作戦。
写真2枚が皆さんに蒔いていただいた二条大麦の登熟状況。左端が幹線道路側の畑。中央が農村センターの西側の畑。やはり、幹線道路側の畑がいくぶん早めに成熟した。収穫祭の前だが、成熟した麦は数日中に収獲しなければならない。
写真右端は直轄農場で試験栽培している晩生のスペルト小麦。たいへん細く、これで成熟するのかと思ったほど、か弱い茎立ちだった。それでも、しっかりした穂が現れて開花が始まった。
J2014年5月21日 2014年は雑穀類のタネの配布がありません
麦雑穀の種にご案内しましたように、2014年は雑穀類のタネの配布がありません。昨年、成熟中の穂が
直撃台風の強風にたかれて脱粒してしまい不作でした。今季は、例年申し込みされる方々の数と同数あると想定しただけの、穀粒が確保できませんでした。直轄農場では残った穀粒を、今季はじめて苗床に蒔き、移植栽培にとりくみ、ていねいに、大切に育てて、継承してゆく所存です。
J2014年5月10日 ビーチャレ麦の生育状況
ビーチャレ麦収穫祭の日どりが6月7日ないし8日ごろに内定した。正式に決まれば
はじめる自給!種まき大作戦のページに案内がある。そこで気になるのが皆さんに蒔いていただいた麦の生育状況。
左の写真が幹線道路側の畑。右が農村センターの西側の畑。幹線道路側の畑がいくぶん早めに登熟する模様。すでに穂先がこの品種特有のサーモンピンク色を帯びはじめている。
J2014年4月30日 直轄農場の麦畑−晩生のスペルト小麦、雑草対策も−
ここ小川では大雪以降たいした降雨がなく、野山も畑もからからに乾燥していた。今日の雨は文字どおり恵みの雨。大地を潤し草木を生育させる。畑の作物や雑草たちは天水を受けて元気をとりもどした。
さて麦類の生育状況。今季はスペルト小麦を試験栽培している(写真左端)。原種というだけあって、たいへん茎が細く、盛んにぶんげつしている。いまだ出穂の気配がない、極晩生。この後どのように出穂、成熟するか。ここの風土に適応するか、楽しみ。
写真2枚目は小麦。戦後日本の代表的な品種、農林61号。
写真3枚目が、あっちこちにこぼれダネが発芽して育っている、二条大麦。この品種はニシノチカラ。
はじめる自給!種まき大作戦の一環「地ビールチャレンジ」で
霜里農場はじめ関連の有機農家に作付けしていただいている。
最後の写真が、ライ麦。ライ麦はまだこれからまだまだ背が伸びて、これからの5月の風を受けてしなやかにそよぐ姿が優雅。
今季の麦作にはスペルト小麦の試験栽培にくわえて雑草対策を試行している。この雑草対策は麦作にたいするよりむしろ、夏作の雑穀栽培に向けた、夏草の抑制が狙い。3月中旬、カルチ(果樹桑園中耕機)を活用して、畝間の草掻きを実施した。6月、麦類収穫前後、雑穀の苗を植えつけるため今から雑草を抑制しておく。そして、活着した苗が雑草と競合しないようにするための膳立てである。
J2014年4月29日 拡張した保冷室の冷却法
拡張したのは一昨年の秋。拡張室の冷却法は、本体との間に2ヶ所の空気口をぶち抜いて、片方の空気口からシロッコファンで冷気を送り込み、もう一方の空気口から圧差で自然に空気が循環する単純な方法。この方法で梅雨前半までは順調に機能していたのだが、梅雨後半ころから室内機に霜の付着が激しくなった。霜取り機構を搭載してないうえに冷凍機を冷蔵機として利用しているのが原因だと思ってはいる。
そこで、霜取タイマーを設置して間欠運転したり、霜取専用のファンモータを設置したり、いろいろ対策を試みたが十分でなかった。いずれにしても拡張室が起因している。拡張室からくる湿気か。ならば拡張室からの空気の循環を断ち切れば改善するだろうか。
ということで、このたび、冷却法を変更することにした。熱交換器を設置して、拡張室の熱を吸収/本体側で放熱させる。この熱交換器の構造はファンモーター付きの放熱板と吸熱版とを液体が自然循環するだけの単純な機器である。オークションで古いが未使用のものを放出していた。
写真左端から・熱交換器の銘板。制御盤用の熱交換器。・本体との間にぶち抜いた2ヶ所の空気口。今回、口径が大きくなった。温度調整器を用いて熱交換器のファンモーターをON/OFFする。・熱交換器。下部が拡張部の熱を吸収する。上部が放熱部。・本体側に設置。大方得意の木材で取付けた。
ところで、この熱交換器の能力は45W/Kだという。この能力でどれほど拡張室を冷却できるのか、予測計算をやってない。それでも、この拡張室の断熱対策はしっかりやったつもりでいるので一応、温度調整器を20度に設定している。
J2014年4月18日 使いまわしトタン
山桜の花びらが強い谷津風に乗って上昇して、天高くから舞い降りていたのはつい昨日まで。いま、山肌はつかの間の萌黄色。この地ではしばらく雨がなく、山も畑も地肌がからからに乾燥している。ひと雨欲しい。それでも雑木たちは地中深く延ばした根から地下水をさかんに吸いあげて、みずみずしい新芽を伸ばしている。ここにきてようやく、明日から恵の雨が期待できるらしいので、そのまえに気になっていた二つの作業を片付けることにした。
ひとつは庭に設置してある薪置場にかんするもので、大雪で痛んだ雨避けの修理と玉切りした薪の移動。もうひとつが、ここから距離10kほどのホップ畑にしつらえる予定の農具小屋の屋根材確保。
当方ではさまざまな資材や農具を雨露から保護するとき、写真左のようなたいへん簡易な片流れ屋根をつくることがある。こうした屋根材には大方使い古したトタンや波板を再利用する(骨組材は竹や製材所の廃材)。写真右は役割を終えた第三農場の薪置場の片流れ屋根を解体して得たトタンのうちの3枚。ホップ畑の農具小屋の屋根材にする予定。
このトタンは当初は鉄板に亜鉛めっきをしたもの。数十年で錆がでるだろうから、これにどなたかが青色のペンキを塗った形跡がある。その最初のペンキを塗った時期はおそらく30年以上前のことだろう。20年ほど前、私が入手したときはそのペンキも痛んで錆がまわっていたので、私もペンキを塗った。青でなく緑色のペンキだった。いま、その緑色のペンキも痛んで錆がまわった。再度、緑のペンキを塗るために、水洗いの後、ヤスリがけした。いまトタンは錆びた面、亜鉛めっき面、青色ペンキ面、緑色ペンキ面の4段構造になっている。これにペンキを塗って屋根勾配を5寸ほどで施工すれば、まだ20年くらい持ちこたえるだろう。
J2014年4月上旬 シコクビエ製稗−乾燥/焙燥/根掻き−
シコクビエの根芽が生長した(写真左端)。さっそく天日乾燥をおこなう。うまい具合に晴れ間が続き、湿度が低い。ただし気温が高いので、すばやく乾燥させたい。
この細かい緑稗芽をどのように広げるか。とりあえずネットに収納したまま、既成の乾燥棚に広げた(写真2枚目)。ハナから水切れしにくいだけに、多湿を維持している。これでは根芽がどんどん生長してゆくばかりか、カビが生えて腐敗する懸念がある。そこで、紙を敷いて薄く広げてみた(写真3枚目)。これでも水が切れにくい。
薄く広げるとともに上下の通風も確保するのが最善。ということで、細かい防虫ネットの乾燥セイロを2セットしつらえて、こちらに移して2日間、天日乾燥をおこなった(右端)。谷津風がスロープをかけあがる高台での天日乾燥。好天の天日にくわえてセイロの底から乾風があたってよく乾いた。
稗芽がよく乾いているので60度から焙燥をはじめた(写真左端)。最終温度は90度で2時間。焙燥を終えて強制空冷を30分。
翌朝、いつもの籾ピカを活用して根芽を除去(写真2枚目)。写真3枚目が除去した根芽。写真右端ができあがった稗芽。籾ピカの排出弁を閉じて、すきまから排出させるほどに念入りに掻いたのだが、根芽をきれいに掻きとることができなかった。掻きとれない根芽の長さは大方が1ミリ以下だから問題ないと判断した。できあがった稗芽はしばらく寝かして熟成させる。
ところで、独特の焙燥香を期待していたものの、焙燥後半になってもシコクビエ特有の焙燥香が確認できなかった。焙燥機周辺には麦芽のヤニのようなものが染み付いている。このためだろう、80度を越えたあたりから、焙燥麦芽の香りだけが突出して漂った。あるいは、シコクビエの焙燥香が麦芽香に似ているのか。
いずれにしても、独特の香りが期待できないとなれば、個性は外皮の色だろうか。くわえて、他の雑穀類同様、ねっとり感、しぶみ、にがみなど、用いる種に応じたクセが全体の印象のなかにほのかに漂うよう、思いを込めるて造りこむことになるのだろう。
J2014年3月29日 シコクビエ製稗−発芽工程−
早咲きの山桜が開花した。この季節には、昨年収獲した麦の製麦を終えている。雑穀類の播種期は5月から7月だが、気温は低めの方が作業性がよいとの経験から、少し早めにシコクビエの製稗をはじめた。
60センチ四方の、細かい洗濯網のネットが入手できた。製麦に使用したビーンバックと同サイズのはずなのに、かなり小ぶり。それでも、各々のネットに3kgの穀粒を収めた。写真2枚目は水浸中。3枚目は水切り中。これを数回おこなって、根芽が適度な長さに生長したら乾燥させる。こんな作業なら麦同様にできるだろうと考えていた。ところがこの風流なままのエコシステムのやり方では穀皮つきの小さな穀粒は水切れが悪い。根芽が生長すればなおさらだ。
気温が20度を上まわる日があった。カビの発生を案じつつ、水浸時間と水切り時間、その間合いも狭めてその回数を多く実施。たいへんな過湿状態にあっても4日目、発根が確認できた(写真右端)。
ところで、ネパールやチベットで醸されるチャンは茹でた玄穀を麹菌の作用で糖化するという。いわゆるドブロク風の濁り酒。だがここでは「いわゆるビール」づくりが主題。しかし、こんなに小さな穀粒。このたぐいの雑穀の糖化法はこれまで通り玄穀のままで、麦芽の酵素力にゆだねる方法も残しておこう。
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J2014年3月27日 茅葺屋根−ずれ落ちた南面と東南角の修理−
数日前、茅葺屋根の修理を再開した。当面、傾いた南面とずれ落ちた東南角を手当てする予定。
写真は左から・軽トラのジャッキで持ちあげた南面。このようにクランプを取付ければ単管が上下スライドする。・ずれ落ちた東南角。茅もずれている。ここはグシ方向に(天に向けて)かなりの力でゆっくり引っ張らねばならない。・ずれ落ちた東南角にロープを掛けて、レバーブロックで引っ張ってみた。うまくいきそうだ。
そういえば、この修理も農作業の合間をみはからっての割り込み作業。いまどき茅葺など、奇妙な道楽ともいえるシロモノ。のんびり自然に、 ゆったり気の向くままの娯しみごとになっている。
J2014年3月3日 茅葺を温存
先だっての大雪で傾いた茅葺東屋。直後は、課題もあるが杉皮を考えてきていると述べた。ところが、ここにきて方針転換。茅葺を温存すると決めた。近隣の方々の助言もあって、持上げる作業を試みたところ、思いのほか容易に安全に修復できそうだとの感触を得た。
写真は先頭から・梁が柱から外れた東面。これが原因で屋根が傾いた。・しっかりしている西面。・足場材の単管をクランプでスライドするように組んで、軽トラのジャッキで持上げる。・軒先が1m持上がった。
ところで、この方針転換。首尾一貫しない。要は、思いつきを述べているだけにほかならない。まてよ、しかし、こうした言動・・・。このことは、こうしてひとり百姓をやっている範囲ならたいした問題ではない。が、組織社会のなかでとなれば話がちがう。まあ、私の場合、表現はともあれ「一匹狼」というよりも「群れからはぐれた羊」なる範囲にあったし今でもそうなのだから、迷惑の領域は限定していると思っている。
J2014年2月16日 これまでにない大雪
これまでにない大雪。しかも湿った多量の重い積雪。なんとかそこまでは持ちこたえたものが、その後の強風が加わって当方に被害をもたらした。写真は左から・柱が折れて傾いた茅葺東屋。・折れた緑麦芽乾燥台の脚。・緑麦芽はこのように露天乾燥させている。ただし必要に応じて波板をかける。・主枝が折れた常緑樹。
さて、傾いた茅葺東屋。この茅葺はなんらかの見直しを考えていたわけだから、よいきっかけをもらったように思う。手間をかければ軽トラのジャッキで立ちなおせるだろうが、それは危険な作業。ほかの屋根材に替えて改築するのがよい。杉皮を考えてきているのだが課題もある。なにより、ほかの材料に替えれば、麦莢を畑に還元できる。
乾燥台の脚が折れて、まだ水分多い緑麦芽30kが腰まで吹きだまった雪のなかにこぼれた。散乱して回収できないのは野鳥たちにプレゼント。この積雪でネコが近寄れない。ハトさんが8羽ついばんで帰ったあと、ホオジロが3羽やってきた。かれらは少しずつついばみ、残らず食べつくさない。明日もやってきて、少しずつ、ついばむ。
枝が折れた樹木はフェージョア、ビワ、ミカン、それに雑木のアラカシ。落葉の果樹には被害がないようである。
ところで、大雪と強風については、それなりの予報がでていた。しかし、この地域では半世紀以上もの長い期間にわたってこのような積雪の経験をしてこなかった。「最近はたいした雪が積もらなくなった」を言葉にしていただけに。それほどのことはないだろう、という期待が勝り、対応を怠ったのは確か。専門家の意見によると「今後このような気象状況が起こる可能性が高い」(朝日新聞2/16朝刊)という。心せねばならない。
J2014年2月9日 納豆試作中
地大豆、
青山在来の活用。茹でてそのまま食べるよりも発酵させて食べたい。となれば、一日でできる納豆がもっとも手軽だろう。と思いついて、納豆を試作している。
先日、コシヒカリの稲藁で試した。それなりの風味がするようだったが、粘りがなかった。稲藁の保存状態がよくなかったのは確か。納豆への活用が視野になかった。ともかく今度は他の種類のワラをつかって試作した。
写真は左端から
・降雪の中、ススキが一株果樹園に残っている。この先端を数本刈取って束ねた。
・3種のワラ。左から昨年初夏に収獲したムギワラ=茅葺東屋の屋根裏に保存、いま刈取ったススキ、昨年晩秋に収獲したレモングラス=ガレージの波板屋根裏に保存。
・薪ストーブのクッキングプレート上で沸騰しているお湯に浸して熱滅菌。都度、お湯を交換すれば納豆菌の胞子が混ざらないのだが、ここは手抜きになった。
・熱いうちに煮大豆を詰める。一つのホイロにて発酵させるので、それぞれのワラづとをアルミホイルに包んで、それぞれの菌を隔離させたいとの魂胆ではある。
結果の写真。左端からムギワラ、ススキ、レモングラス。
3種ともに初回の稲藁よりもはやく菌がまわった。レモングラスがずば抜けている。納豆の香りがするし、味もまあまあ。しかし、独特の粘りがない。先日の稲藁と同じ。
このありさまには反省点ないし問題がいくつかある。・熱滅菌のお湯を交換しなかった。・いいかげんに隔離して一つのホイロで発酵させた。・初回の試作よりもはやく菌がまわったのは、先に試作した稲藁の胞子がホイロ内に留まったからではないか。・もう少し発酵温度をあげる。野生酵母の培養向けに手づくりしたホイロ、設定温度35℃の固定である。
そこで、次なる試作はどうするか。楽しみにしておこう。なお、あの
酷暑のなか育った大豆でできた納豆もどきは、一粒残らずありがたくたいらげた。おなかの調子がよく食欲旺盛だし、おかげでおおいに体調がよい。
J2014年2月7日 冷凍庫から冷蔵庫そして冷凍庫
20年ほど前に入手した「冷凍庫」を10年余り前に冷蔵庫に改造した。そしてこのたびその冷蔵庫を冷凍庫に戻した。改造といっても安易にバイメタルをいじるだけのこと。
写真は左端から
・農具小屋に放置してあった、壊れた「小型冷蔵庫」からバイメタルを取りだした。
・いじくりまわした「冷凍庫」のバイメタルよりも調整ネジの山がしっかりしているので、それに交換。冷蔵庫から冷凍庫に改造するには写真にみえるバイメタルの調整ネジ1個と反対側に2個ある調整ネジを右にまわす。まわす程度は先端のセンサーを所定の冷凍温度に冷やしておこなう。
・バイメタルの取りつけネジが合わない。まあ、めったに触ることのないツマミだから固定しなくてもいいか。
ところで当初の「冷凍庫」は、設定温度を改変してビア樽の保冷庫として利用。一方の「小型冷蔵庫」は保冷樽機能つきのビアサーバーとして改造していた。両者ともに設定温度が13℃だった。つまり、かの「冷凍庫」ばかりでなく、両者ともにバイメタルの設定温度を調整していた。
単純なバイメタル方式だからこそできる改造。とはいっても、冷凍温度向けにつくったものを冷蔵温度で使用するなど、冷媒のふるまいはどうなるのか。専門的な事情をご存知の方にはお許し願えないのではないか。ともかく、電力消費がどうであったか検証できないのが残念だが、改造後およそ10年余り使用して特段なんらかの支障があった様子がない。
J2014年1月15日 キュウイとニガウリの棚を再生
キュウイとニガウリを這わせる棚を再生させた。材料は当初から竹と木ねじ。写真は左端から古い梁材と新しい梁材、設置場所、完成。右端はついでに、アンズの枝に刺したモズのはやにえ。このアンズは一昨年、近隣の方から成木をいただいてここに植えた。
ところで、昨年秋の直撃台風で無残に倒壊した棚はおよそ15年前、99年7月に製作した。当初はここから15メートルほど斜面をおりた場所に設置したが、およそ5年ごとに5メートルほど斜面の上(かみ)に移設させていた。以前はニガウリ専用の棚だったが、キューイを共生させたのはこの位置にきてから。
棚の移設は簡単。部材を木ネジで結合しているから、ネジを外せば解体、組立てはネジ止めするだけ。しかし、今回は大方の部材を更新したので、竹割り作業からはじまった。柱は丸のまま、梁は2ツ割、たすきは4ツ割を2枚重ねてつかう。
棚下には山のように落葉をいれるので肥沃になり、いろいろな作物がよく育つようになる。周囲のグミやブルーベリーなどに蔓がからみついていた頃のキューイは、旺盛に繁りながら小粒の果実を2、3個つけるだけだった。ところが、
棚に蔓を這わせたキューイは、翌年から
濃厚な味の果実を鈴なりにもたらすようになった。放任栽培と自然栽培の相違が鮮やかにあらわれた一例である。
J2014年1月12日 自然力の雑穀類2013を掲載
J2014年1月6日 年頭にあたって
年頭にあたってかかげた原料生産の課題はこれ。
一、自然栽培による穀類と野菜類の全量自給。
二、手づくり麦芽を全量自給してなお試験製麦の依頼にもこたえる。
年内に達成しようなど途方もない欲をだせば、そりゃあ今以上にあくせく動かねばなるまいし余計なエネルギーを費やす。となれば幾年かかるかわからないにしても。いそがず地道にコツコツと。まあ、いつものこの老骨のやりかたが、自然豊かで楽しく平和な世にむかうはずであろうと思いつついそしむことになる。
シイタケ乾燥機を麦芽焙燥機に改造
さっそく、さきの課題のひとつ。そこにいたる100の糸口のひとつのヒントを得るだろう。
いま、製麦作業まっさかりである。この時節、この谷津に吹く風は乾燥して冷たい。この風は発芽工程では発芽熱の発散に、乾燥工程では緑麦芽の水分蒸散に都合がよい。しかし焙燥工程ともなればそうでもない。谷津風のあるとき、このシイタケ乾燥機では最下段の温度と最上段の温度がまるで違う。最下段を80℃に制御しても最上段は気温+20℃ほどにしかならない。そのため、たびたびセイロを上下入換えなければならないばかりか、無駄な時間を費やすために、廃てんぷら油の消費がかさんでいる。
なにをいまさらなのだが。この装置は100℃を超える温度設定ができるにしても焙燥機ではない。名のとおり、この装置は乾燥機の機能を発揮する構造設計である。それもバブル期の設計、省燃料の考え方がこれにない。
ともあれ、当面の対策は焙燥機として活用するための改造。それは断熱と温風の循環を確保すること。前者はある程度対策してきたのだがなお、風除けの波板を補強、筐体の断熱材も補強した(写真左端)。後者は吹き抜けになっている天板を密閉できるようにするフタを用意する一方、最上部のダクト側に10cm×20cmの穴をあければ(写真2枚目=ダクトを外している)吸入口に直結するので、温風が循環する。ファンモーター(写真3目)は「くまとり式」のはずだから、エール麦芽用途の焙燥熱には耐えるはず。
さっそく焙燥をおこなったところ、こんなにうまくいくものだろうかと疑うほどの結果だった。最下段から最上段までの温度が均一。すべてのセイロに収納した麦芽がエール麦芽独特の香りと色である(写真右端)。そればかりか労力、時間、燃料すべてが半減する。期待以上の効果が得られて幸先のよい初仕事になった。
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取材にいらっした皆様、ありがとうございました。
*2014年10月企業と人材 p60〜p63 わたしのキャリア、わたしの仕事『電子工学から農業の道へ 原料自給ビールづくりをめざす』
*2014年6月下旬『地ビールを極める本』ぴあ 『乾杯!クラフトビール』メディア・パル 『ビール王国』ワイン王国
*散歩の達人MOOK 東武東上線さんぽ 2013年3月8日『ビールづくりは農業である』
*日刊ゲンダイ 2012年 月 日 『地ビールがうまい』 雑穀ビールは想像以上のうまさ!
*月刊酒文化 2012年3月号14p〜15p(酒づくりの心象風景) 連載第四回『原料自給をめざす地ビール起業のネットワーク』
*日本経済新聞(夕刊)2012年2月15日 7面らいふプラス 自然がおいしい町 埼玉・小川町
*日本雑穀協会 J-Millet通信2012/2/1『雑穀エキスパート牛田典子さんによる突撃レポート第1回』
*月刊酒文化 2011年12月号 p〜p(酒づくりの心象風景) 連載第三回 『里山ビール』
*農文協『農家が教える 雑穀・ソバ 育て方・食べ方』2011年2月20日発行63ページ「Part1雑穀のある暮らし」の見出し。
*月刊酒文化 2011年9月号 18p〜19p(酒づくりの心象風景) 連載第二回『小具小生産のエコロジカルな製麦システム』 連載2回目。
*旅の月刊誌「ひととき」 2011年9月号 48p〜49p ちょっと寄り道うまいもの 『「とりあえずでない」埼玉のブティックビール』
*月刊酒文化 2011年6月号 18p〜19p(酒づくりの心象風景) 連載第一回 原料自給のブルワリーを目指す
*農業共済新聞 2010年7月3週号 3面(暮らし) 納得の地ビール造りへ 自家産小麦・雑穀を有効活用
*2010年7月発刊 松本すみ子著『地域デビュー指南術 〜再び輝く団塊シニア 』 190〜194ページ。
*産経新聞 2010年7月3日(土) 朝刊(生活面) −ニッポンの食がんばれ−「有志グループ 生産過程にかかわる魅力」 こちらは産経新聞社サイトの記事
*『いなかスイッチ』2010春号 目指せ!国産100% 種まき大作戦 地ビールへの道 連載3回目。
*農林水産省広報誌『aff』2010年3月号 表紙 記事25ページ
*ニッポン放送 2010年2月7日 20:30〜21:30 The Voice of Farmers 農業の魅力、驚き、感動を伝える 『畑の旅人』。
*『いなかスイッチ』2010冬号 目指せ!国産100% 種まき大作戦 地ビールへの道 今号から連載。
*2009年11月出版の単行本『土から平和へ』81ページ−半農半ブルワー−
*『ajouter』 2009/vol.17 地元産が町をめぐる 小川町−へんな地ビール、つくってます−
*日本政策金融公庫『創業事例集』2009年10月(No.17)
−事例3 セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房−
*パルシステム生活協同組合「のんびる2009年11月号」−まちづくり まち歩き−
*Think the Earth地球ニュース2009.07.06『有機雑穀でおいしい発泡酒』
*埼玉新聞 2009/6/28(日) 朝刊1面トップ 小川・地ビール醸造所の馬場さん『雑穀発泡酒を共同開発』−東京学芸大との連携実る−
*読売新聞 2009/6/20(土) 朝刊33面(地域) 『元大学助教授の地ビール』−将来は100%町産原料で−
*東京新聞 2009/6/20(土) 朝刊 『東京学芸大 60周年を記念し発泡酒』埼玉・小川の醸造所で 有機栽培の雑穀が原料
*しんぶん赤旗 2009/6/20(土) 朝刊 くらし・家庭欄 年輪力シリーズ『自称・百姓ブルワー 里山ビール』−原料から手づくり−
*農文協『うかたま』2009年(季刊<冬>vol.13)120〜125頁 「麦雑穀工房マイクロブルワリーのねこじゃらしビール」
*日本政策金融公庫『創業事例集』2008年10月(No.13)
「事例1 セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房」
*埼玉新聞2008年7月17日15面トップ リレーエッセー「比企・里山探訪」『農作業の延長で地ビール』
*2008年版「新規開業白書」−地域経済に貢献する新規開業−国民生活金融公庫総合研究所編、123〜130頁 『セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房』
*フリー雑誌「ファイブエル」2008年4月号24p〜25p人生を豊かにする『小さな起業』 蘇れ!麦雑穀文化。 こちらはインターネット版。
*読売新聞が製作する「日テレG+チャンネル」の情報番組「おとな館」2008年2月23日(土)22時〜『定年後の生きがい発見術』のなかで「マイクロブルワリーの地ビール」
*国民生活金融公庫『調査月報』2007年9月(No.557)20〜23頁「−新時代の創業−セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房」
*NHKリポーター工藤むつみさんのアナウンス日誌 2007年8月23日(木)放送のNHK総合『こんにちは いっとろっけん』のなかで「第二の人生はビール職人」
*アスキー『ニッポンの地ビール』 2007/7 単行本の117ページ
アスキー『全国の醸造所リスト』←日本の醸造所リストの最新情報。このサイトはよくできています。
*産経新聞 2007/7/17 17面 「地ビール復活の兆し」
*読売新聞 2007/4/1 日曜版1面〜2面 「ビール醸造所の主」
*そよ風サロン 2007年新春号、14〜15頁 「60代起業人が目指す"小さな農業"」
*日経BP「団塊消費動向研究所」−団塊世代とクリスマス−
*現代農業 別冊2006年12月号 グラビア13〜14頁、141〜153頁 「酵母が生きる濁りビール」、「手造りビールは美味」
*LOHAS Club Network 「こだわり農家&生産者情報」- 取材記事 2006/10/31
*月刊 頭で儲ける時代 2006/11月号 78〜81頁 「趣味でつくっていた自作の麦・雑穀を活用して地ビールを製造・販売」(注)地ビールで儲けるのはきわめて困難です。
*中日新聞 2006/10/25 ChunichiWebPressは削除されてこちらに移行していました「『50歳プラス』を生きる 地ビール工房 店主 馬場 勇さん(61歳)」
*東京新聞 2006/10/25 11面 暮らし 「原料も自家栽培 夢は里山再興」
*日経MJ 2006/10/25 16面 TREND BOX欄トップ「和素材使用に酔う」
*朝日新聞 2006/8/31 35面「埼玉」手作りビール好調、「埼玉西」には手作りビール飲み頃
*日経BP「SECOND STAGE 2006 Summer PR別冊」−特集・夫婦で楽しむセカンドライフ− 8p〜9p
*法研「お元気ですか」2006年夏号 24p〜25p 生涯現役宣言!ただいま全力投球
*木村麻紀著「ドイツビール おいしさの原点−バイエルンに学ぶ地産地消−」学芸出版社 2006年6月 165p、167p
*歩いた後で地ビールを飲むコースの紹介です。 3〜4時間コース=クサリ場がある官の倉コース マンスリー とーぶ 2006/5/1 11p〜14p 新・駅前そぞろ歩記 Onedayスケッチ のんびり歩こう外秩父ハイキング
*日刊ゲンダイ 2006/3/21 14面 すぐ始めるセカンドライフ準備「早期退職してビール工房を開業」
*
ドリームゲート 「団塊世代におくる起業で始める第2の人生」 2006/1/26 −初期投資を抑えることで道は開ける。元大学助教授による手づくりの地ビール工房−
*日経BP/セカンドステージ/人生設計『本当にやりたい仕事って何』 第二回 −夫婦二人三脚で地ビールと野生酵母パンの手づくり工房<その2>− 2005/11/21
*日経BP/セカンドステージ/人生設計『本当にやりたい仕事って何』 第一回 −夫婦二人三脚で地ビールと野生酵母パンの手づくり工房<その1>− 2005/11/14
「nikkeibp.jp mail 朝刊 2005/11/15」からも配信
*現代農業 2005/12月号 334〜339頁 連載第四回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」小さい醸造所には上面発酵ビールがふさわしい
*現代農業 2005/11月号 346〜349頁 連載第三回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」ビールだって直売・ブルーパブがお勧め
*図書館の学校 2005/10・11月号 37頁 「手作りの町の図書館」の記事に「地ビール工房と手作りの町」
*現代農業 2005/10月号 323〜334頁 グラビア写真集「麦・雑穀を使った地ビールづくり」
*同号 350〜354頁 連載第二回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」インターネット・電子メールで地ビール起業
*現代農業 2005/9月号 340〜344頁 連載第一回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」ビールは麦の手軽な加工品
*田舎暮らしの本 2005/8月号28〜35頁 特集「目指すは自給型食品加工」ビールとパンは里の味
*日本農業新聞 2005/5/31 1面の見出し「きょうの紙面」 最上段にカラー写真付で掲載
*同紙 社会面「のど越しすっきり雑穀発泡酒を発売」埼玉の馬場さん
*埼玉新聞 2005/5/26朝刊 14面「西」トップ見出し 「雑穀の地ビール開発」
*日本農業新聞 2005/4/13 首都圏 「農に生きる」 魅力に目覚めて
*山崎農業研究所 所報 耕 No.104(2005/3/31) 8-15頁 百姓の地ビール起業
*読売家庭版YOMY 2005/3月号 10-11頁の一部分に掲載 「あの街この街 出会い旅」
*日本農業新聞 2005/2/18 地域営農面 「一村逸品」 フルーティな4種類
*オンザウェイ 2004/11.12月号 14-15頁 わが人生のルネッサンス セカンドライフはビールづくりに夢を注ぐ
*あさひかわらばん 2004/10/4 1面特集 つぶつぶパワーが人気です 雑穀
*かがり火 2004/9月号 14-15頁 元気な町をつくるには元気者が集まるたまり場が必要だ
*地上 2004/9月号 16-18頁 「TOPICS」 純粋な地ビール
*武州路 2004/8月号 62-63頁 「ひと」 "百姓ブルワー"の挑戦
*大東文化ブログ このひと 2004/7/9 手作り地ビール工房を起業した馬場氏 ←
大東文化大学 DB.net 2004/7/9 手作り地ビール工房を起業した馬場氏
*定年時代 2004/7月号 1面全面 ビール造りに夢注ぐ
*埼北読売 2004/6/25朝刊 3面 百姓ブルワーの工房open
*あさひかわらばん 2004/6/7 3面トップ 百姓ブルワーの夢に乾杯!
*日本農業新聞 2004/5/22 9面「首都圏」トップ見出し 地ビール工房軌道に
*読売新聞 2004/5/4朝刊 26面「埼玉」トップ見出し 地ビール工房起業
*東京新聞 2004/4/30朝刊 22面「顔」 ・・・・さいたまぷらざ・・・・
*埼玉新聞 2004/4/11朝刊 面「西」トップ見出し 目指すは「世界一の地ビール」
更新履歴(抜粋)
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瓶詰め製品、樽詰め製品の価格改定2014/3/27
imgタグのalt属性にimgの内容説明を記述2012/7/26
各ページの最上段と最下段に配置している基本メニューにphpを導入して統一2011/4/1
ブログシステムをWordPressに変更2011/3/31
過去のトピックスのファイル管理にphpを導入(フレームを廃止)2011/2/22
過去のトピックスをフレーム形式に変更2011/1/1
メーンメニューの上段の見出し「お知らせ」を「原料生産の最新トピックス」に変更2010/3/19
メーンメニューから地ビールに関する「通販」、「お取引先一覧」、「イベント」を削除2010/2/15
年間製造量1.5トンの超小規模で簡易な製麦(麦芽製造)施設と超小規模で簡易な製麦システムを手づくりするページを開設2009/11/19
当工房の地ビールイベントへのリンクを追加2008/1/11
野生酵母パン通販のページを削除2008/1/11
ブルワーのてくてくみちくさ通勤路のページを追加2007/12/21
雑草ビール(ネコじゃらしビール)のページを追加2007/9/27
お取引先様一覧を直近のお取引先様一覧(地ビール)に変更2007/9/15
冬季、野生酵母パンセットを同梱できます。野生酵母パンと地ビールを同梱して発送する際の期間を冬季だけに限定しました2007/5/24変更
麦や雑穀の種、穀粒さしあげます。「受付期間」と「種希望の標記」のご理解を表示。2007/3/2変更
「当工房の地ビールが飲めるところ」をお取引先一覧に見出し変更2006/7/14
おがわのエコ活動リンク おがわまちの有機農業
NPOふうど
エコデザイン
エルガ
生活工房「つばさ・游」 を追加2006/6/25
当工房の地ビールが飲めるところ 2箇所追加2006/5/13
地ビールの立替送料を再改訂しました2006/5/5
立替送料を改訂しました(地ビール、野生酵母パン)2006/3/17
当工房の地ビールが飲めるところ 2箇所追加2005/12/6
銘柄/商品名のご案内/表記を変更。基本的な銘柄
4種の上面醗酵ビール、具体的な通販の商品。2005/12/6
背丈の低いライ麦、写真を掲載しました。2005/6/22追加
野生酵母パンが買える・食べられるところ2005/5/12変更
あのビール麦、金子ゴールデンがもうすぐ出穂2005/4/28追加
麦や雑穀の種、穀粒さしあげます。受付/送付時期を設定しました。2005/3/26変更
たねの森 無農薬・無化学肥料の種の店を紹介2005/2/13追加
わが国初のビール麦品種−金子ゴールデン−が発芽2004/12/4追加
再利用ダンボールによる梱包2004/11/14追加
地ビール樽製品2004/11/14追加
「醸造装置のページ」を移動2004/10/4変更
メーンメニュー追加2004/10/4追加
新聞や雑誌の記事2004/9/19追加、10/4項目追加
自然力栽培2004/9/4追加
もちアワ出穂2004/9/6追加
野生酵母パンご注文の案内2004/9/4追加
地ビールご注文の案内2004/7/29追加
野生酵母パンが買える・食べられるところ2004/7/19追加
ウルチアワが発芽不良でした2004/7/5追加
当工房の地ビールが飲めるところ2004/6/3追加
麦や雑穀の種をさしあげます2004/5/6方法変更
付設店舗営業時間の表記2004/3/31追加
「地ビール」ビン製品2004/3/19-/4/21追加
地ビールの開発状況2004/2/4-/3/17変更
案内図2004/1/14-/2/4追加