1990年代初頭、知人からこの中古管理機をいただき、便利に活用してきたが、あっちこっちクタブレてきた。
「果樹桑園中耕機」。これを頂いてから十余年間、この中耕機だけで2反の畑を耕してきた。耕すといっても深さ5センチほどだから不耕起同様、草をかくだけのこと。
不具合その1:タイヤが割れてしまった。上の写真は交換済み。
不具合その2:バルブ部分のチューブが切れてしまっている。
不具合その3:フェールコックのパッキンがへたって燃料モレ。
不具合その4:スパークが出ない。電気系統のどこかが悪い。
ところが、前出の写真のように舵取り機構はワイヤー切れのままのうえに車輪幅が広いため、舵取り不能。車輪幅を狭めなければならない。
車輪幅を狭めるにはドライブシャフトを切断する以外になさそう。しかし錆付いて、ドライブシャフトが外れない。
ディスクグラインダーでカット。
なんとかカット。
一方のドライブシャフトは外れたので、万力にくわえて金鋸で切断。ディスクグラインダーの機械力よりも腕力の方が早い。
燃料漏れ修理完了。
ここにあるのが、発電機のコイル(軸下)とポイント(軸左上)。
ポイントが火花で腐食している場合が多いので、ポイント部分に紙やすりを差し込んできれいにする。軸とポイントの腕にはグリスを塗る。
組み戻してチェック。スパークが出るようになったので電気系統の修理完了