万石 2010年6月29日 |
万石 2010年6月29日
当該選別装置の役割は穀粒の大きさをある一定以上に揃えること。およそ10年ほど前、不用品回収業者からいただいた籾摺機が施設予定地の農具小屋にある。この籾摺機はゴムロール式で万石機能が搭載されている。実はこの万石機能を利用して「粒揃え」ができないかと考えて6月28日、農具小屋より取り出した。
当日は自宅庭の物置軒下に運搬して解体と清掃。後日あらためて、オーバーホールして機能試験を実施する予定。なお、万石は籾米と玄米の選別ばかりでなく、江戸時代より玄米中の屑米や精米中の砕米の除去にも利用されてきたというほど練れた道具なのだから、ビール麦の選別にも工夫して活用できるのではないかと期待している。
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