梁の交換を済ませたところ。今回の梁は間伐の丸太。この丸太はすでに亡くなった方がかつて上総掘りのヤグラに使用していたものをその奥様から頂戴しました。仕上がりをみるとたいしたことない。ところが、この梁を交換するために屋根全体を50センチほどほぼ均一に持ち上げたのです。動具は足場材と軽トラのジャッキひとつで。
垂木を細い丸太で補強。昔、稲のハサガケに使用していたものを頂きました。この丸太も間伐材。
野地板。下3列を補強。
柱はこのまま使用。丸太に替えたいが、今は原木を運搬して皮を剥く暇がない。
スズメバチの巣? 屋根裏の一番高いところ。
西。通路側。
グシ(棟)が完成するまでブルーシートで養生。今年の暮れまでにはグシを完成させたい。材料は竹と杉皮を予定。来年こそ山からススキを刈り取ってきて40センチ程度にカットして、ライ麦莢に差し込みます。
今年は第三農場(兎平)周辺の雑木を伐採して、畑の日照をよくするとともに、ストーブ用の薪やキノコの原木を確保する。他の仕事の都合から、2月中旬にずれ込んだためこの季節、花粉が飛び始めた。本格的な飛散期の前に終えなければならない。
今年の伐採はこの大木クヌギ1本を残して終了の段階。だがこれが一番厄介な大木。民家の方角に傾斜しているし、右側にカット済みのヤマグリの木が枝にひっかかって、これも民家の方向に傾いている。
そこで、チェーンブロックとレバーブロックで逆方向に引っ張りながら倒すよう彼に2本のロープを結ぶ。ここまで登ってロープを掛けるのも必死。
右の山柿に掛けたのがチェーンブロック。左のアラカシの木に掛けたのがレバーブロック。
右が受け口の下切り。左が追い口の切り込み。このくらいのところでメリッ、メリッと音がしてきたので、あわててチェーンブロックとレバーブロックを回した。後で調べたら「追い口の切り込みは水平」だそうです。
思う方向に倒れて安堵、安堵。
長い、ナガーイ。
長い、ナガーイ。どこまでも。この枝もけっこう太い。
長い、ナガーイ。こんなところまでも